第一回大入り満席、「変痴奇論度」を増してお送りする、今なほ新しい「日本語論」。
【残席2】【11/19】日本語をどう書くか(二)――漢字について考へる

矢野秀明 新潮社校閲部   

第一回大入り満席、「変痴奇論度」を増してお送りする、
今なほ新しい「日本語論」

「当用漢字」「現代かなづかい」等、一聯の 国語改革の根柢にあつた考へ方は、江戸末期、 前島密の建白書「漢字御廃止之議」まで遡る ことが出来ませう。要するに、「漢字のやう な過去の遺物を使つてゐては近代化など到底 不可能」といふ臆断ですが、それが大間違ひ だつたことは、夙に歴史が証明してゐる通り です。にも拘らず、戦後、極めて不完全な形 とは言へ、改革は実施されてしまひました。 前回に続き、それが現在に残した禍根を検証 しつつ、「そもそも漢字はなぜ必要なのか」 といふ根本にまで立ち返つて考へてみます。 曰く、「漢字は仮名より「表音的」である」、 「一休頓智話の謎を解く」……。「変痴奇論 度」を増してお送りする「常識論」の第二弾。

【日時】
2021年 11/19(金)18:30〜20:00  18:30〜20:00
【会場】新潮講座神楽坂教室 ※通常時より人数を絞って開講します。
※この画面の下部よりダウンロードできる地図入りpdfをご利用下さい。
【受講料】
税込3,300円(1回)(税込・1回分)

神楽坂ブック倶楽部(KBC)会員は受講料が5%割引になります。

「文字は何のためにあるのか」  講師:矢野秀明(新潮社校閲部)・記
現在、日本語が「漢字仮名交り」で書かれるものだといふことは、一往「常識」になつ てゐます。が、「漢字のやうな面倒で不便なものは無くして、仮名書きかローマ字書き にすべきだ」といふ意見は、江戸の末期から現代まで、綿々としてあり続けました。特 に戦後の或る時期には、GHQの後押しもあり、一つ間違へば本当にさうなつてゐた可 能性があつたのです。
吾々は、仮名は表音文字、漢字は表意文字と教はつて来たけれども、仮名が音をしか表 さないのは本当だとして、漢字は意味だけでなく音をも表せる「表語文字」なのであり 、また、仮名には「表音文字」としての決定的な弱点があります。そもそも、「表音」 と「表意」は対立する概念なのか。文字は何のためにあるのか。そんな御話になるので はないかと……(笑)。

【講師紹介】
●講師:矢野 秀明(新潮社校閲部)
1961年生まれ。上智大学外国語学部英語学科除籍。新聞校閲アルバイトの後、87年新潮社入社。『週刊新潮』編集部を経て、校閲部へ。各種の書籍や雑誌を担当し、2021年7月より新潮社嘱託。某ぢぢばばバンドのヴォーカル&ギターとしても活動中……(笑)。

期間2021/11/19(金)
曜日・時間第3木曜日 18:30〜20:00
回数1回
会場新潮講座神楽坂教室
残席状況
途中受講
持ち物
備考
その他資料 2021年10月期_日本語をどう書くか(二)漢字について考へる.pdf     
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