「原稿」「筆跡」から作家の素顔を回想する、前代未聞の文学講座!
ペンネームによって筆跡を変えていた作家。なぜか1行空きで書く作家。線幅1センチのコクヨの集計用紙に改行なしで書く作家。
象形文字のような不思議な筆跡。シガーの香りが漂ってくる原稿。なぜか途中で空白マスがつづく原稿。修正はすべて紙を貼るので、やたら分厚く膨らんだ原稿。
そして―「読めない」世紀の悪筆! あの代表作を最初に読んだ(読めた)編集者はスゴイ!
人気シリーズ、今回は文芸一筋40年のベテラン編集者が「原稿・筆跡」の視点で作家を語る、驚愕の文学講座です。新潮講座でしか聴けない秘話の数々を、どうぞお楽しみに。
【注】作家たちの原稿の記憶をたどりながら文芸誌の編集現場のエピソードを語る講座です。
作家の直筆原稿が展示されるわけではありませんのであらかじめご了解ください。
〈講師紹介〉
鈴木 力(すずき りき)/元編集者
1952年生まれ。1976年、新潮社入社。以後20年、文芸誌「新潮」に所属。多くの作家を担当する。その後、新
潮文庫、出版部などを経て、2012年退職。担当した最年長作家は中村光夫さん。最年少作家は村田沙耶香さん。
【日程】
11月6日(土)14:00〜15:30
【受講料】3,300円(税込)
※神楽坂ブック倶楽部(KBC)会員は受講料が5%割引になります。