オカタケ師匠がこよなく愛する、小節の名手「野呂邦暢」三昧のひとときです。
ひさびさに、教室での読書会を開催します。
テキストは、夭折の芥川賞作家、野呂邦暢(1937 〜 1980)の新刊『愛についてのデッサン』(ちくま文庫)です。
オカタケ師匠は、野呂邦暢の大ファンであり、研究家でもあります。上記文庫は、一種の青春ミステリで、野呂ワールドを知らない方でも、入門編として気軽に楽しめます。しかも、オカタケ師匠の編纂で、愛情あふれる解説を書かれています(珍しい短編も収録!)。
「小説の名手」として、いまでも静かな人気がつづいている野呂文学を、オカタケ師匠の解説を聞きながら、語り合いませんか?
【お願い】
*『愛についてのデッサン』(ちくま文庫)をお読みのうえ、当日、ご持参ください。
*もし余裕があれば、『草のつるぎ』『諫早菖蒲日記』などもお読みいただけるとうれしいです(ただし、どちらも新刊では入手困難なので、古書や図書館などでお探しください)。
*「読書会」といっても、無理に発言を求めたりはしません。解説やほかの方の意見を聞くだけでもけっこうですので、お気軽にご参加ください。
【日時】12月4日(土)16:00〜17:30
【会場】新潮講座神楽坂教室
【受講料】3,300円(税込)
※神楽坂ブック倶楽部(KBC)会員は受講料が5%割引になります。