新潮社の校閲部員に向けて開催した勉強会です
【4/27〜全3回】新潮社の漢字講座――漢字に強い校正者養成講座
校正者が教える、文章に携わる方に役立つ漢字の知識です!
小駒勝美 『新潮日本語漢字辞典』編者/新潮社校閲部   

2021年1月期が休講のため同じ内容で開講します。

新潮社の校閲部員に向けて開催した勉強会 「漢字に強い校閲者養成講座」を、 「新潮社の漢字講座」として開講します。

校正者にどうしても必要な実用的漢字知識は次の三つに集約することができます。第一は常用漢字、人名用漢字と新旧字体。第二は異体字とそっくり別字。第三は同訓の漢字、同音の熟語の使い分け。三回の講座で各テーマのエッセンスをマスターしましょう。実務の上で知識を役立たせる方法、ほんとうに役立つ参考文献も合わせてお教えします。校正者、編集者、ライターの方、文書を作成する方々に役に立つ漢字講座です。





【日時】2021年
4月27日(火)
5月25日(火)
6月22日(火)
18:30〜20:00


【会場】新潮講座神楽坂教室 ※通常時の漢字講座より人数を絞って開講します。
※この画面の下部よりダウンロードできる地図入りpdfをご利用下さい。

【受講料】
9,900円(税込 3,300円×3回分)

神楽坂ブック倶楽部(KBC)会員は受講料が5%割引になります。

疑問を出す必要があるのはどこまで? 誤字を残さないための武器とは? 校正者の講師がくわしくお話しします。 
 文・小駒勝美

1.常用漢字、人名用漢字と新旧字体
常用漢字は時代とともに変わってきました。 戦後間もない時代には、漢字を制限し、やがては廃止することが進歩であり民主主義でした。しかしコンピュータやスマホが流れを一変させました。現在では何度かタッチするだけでどんな漢字も使えます。だから、思いどおりに漢字を使えることが「自由」だと考えるようになりました。平成22年の改定常用漢字表では「新字体」を放棄しました。だから「臭」には点がないのに、新しく入った「嗅」には点があります。 この複雑怪奇で矛盾に満ちた常用漢字表を、上手に整理して付き合いましょう。

2.異体字とそっくり別字
異体字には二通りあります。一つは「万」と「萬」のように見た目が全く違うもの。もう一つは「高」と「」のようなそっくり異体字。さらに「柿」と「柿」のように見た目はそっくりなのに別字という意地悪なものもあります。 異体字は漢字の中の最大の地雷。これと付き合うための唯一の武器は知識です。恥ずかしい誤字を残さないために、異体字、別字に強くなりましょう。

3.同訓の漢字、同音の熟語の使い分け
「早い」と「速い」など同訓の漢字、「製作」と「制作」など同音の熟語は悩みの種です。どちらが正しいかはっきりしないもの、辞書に書かれている以外の表記も間違いとはいえなそうなものが無数にあります。 「体重をハカる」は測る、量る?「武者シュギョウ」は修行、修業? 校正で疑問を出す必要があるのはどこまでなのか、勘所を教えます。

【講師紹介】
小駒勝美
『新潮日本語漢字辞典』編者/新潮社校閲部
ここま・かつみ/1954(昭和29)東京都生まれ。新潮社校閲部勤務。慶應義塾大学商学部、文学部卒業。『新潮日本語漢字辞典』を企画、執筆、編集。漢字検定一級。JIS漢字委員、校正記号委員を務めた。
期間2021/04/27(火)〜2021/06/22(火)
曜日・時間指定 18:30〜20:00
回数3回
会場新潮講座神楽坂教室
残席状況
途中受講
持ち物各自筆記用具をご用意下さい。
備考資料を配布します。
その他資料      
【日時と内容】
日程/時間カリキュラム
2021/04/27(火) 18:30〜20:00
2021/05/25(火) 18:30〜20:00
2021/06/22(火) 18:30〜20:00
料金区分受講料
一般 9,900円