東京中を覆う、幹線道路や生活道路、路地や川跡の緑道と無数の道から、ひときわ古い道を探し出して実際に歩いてみるのが古道散歩です。
何百年も前から使われ続けた道には、最近のまっすぐで機能重視の道路と違って、地形を生かしたナチュラルな良さがあります。古い道ですから、道ばたに庚申塔や道祖神が残り、古社古刹がときどき顔を出し、風情を醸し出してくれます。東京は、徳川家康が入部して以来改造され続けていますから、すべてが残っているわけではありませんが、だからこそ江戸時代以前からあったとおぼしき道を見つけたときの楽しさは格別です。
【日時】
2021年 4/3(土)、5/1(土)、6/5(土) 13:30(出発)〜16:00 全3回
【受講料】
一括申込の方 受講料8,250円(税込2,750円×3回)
教材費2,640円(税込880円×3回)※イヤホンレンタル料/傷害保険料
個別申込の方 受講料2,970円/回(税込)
教材費880円(税込)
※神楽坂ブック倶楽部(KBC)会員は受講料が5%割引になります。
※一回毎の個別申込をご希望の方は、検索窓から検索するか、左の講座ジャンルからお進み下さい。
【各回の行き先と集合場所】
4月3日 江戸時代の桜の名所を訪ねる
吉祥寺のしだれ桜からソメイヨシノの故郷染井へ
4月ですから桜を中心に組み立ててみました。江戸時代、しだれ桜で知られた駒込の吉祥寺と、ソメイヨシノ発祥の地、染井を岩槻街道経由で訪問し、そのあとは古地図を見ながら平安時代末期にはあったといわれる無量寺、源義家から賜った甲冑を埋めたという平塚がある平塚神社、豊島郡衙跡など東京のひときわ古い一角を楽しみましょう。
集合:東京メトロ南北線 本駒込駅 改札前(改札は1か所です)
解散:JR線 上中里駅
5月1日 GWスペシャル-古代東海道を歩こう-
鐘ケ淵から立石へ、東京低地に残る一直線の古街道を辿る
ほぼ真っ平らな東京低地ですが古くからずっと残る一本道があります。それが平安時代の古代東海道跡。荒川で分断されてますが、途中、葛西氏の居館跡といわれるお寺や源頼朝について活躍した葛西清重の墓所、古代の道標だったのではといわれる「立石様」など古代から中世の伝承や遺構が多く残ってます。古代を想像しつつ鐘ヶ淵から立石へ歩きましょう。
集合:東武スカイツリーライン 鐘ケ淵駅 西改札前(改札は2か所あります)
解散:京成電鉄 青砥駅
6月05日 地形と古道で楽しむ谷根千
旧地から辿る根津神社と寺町だった谷中を歩く
江戸時代、藍染川の谷を挟んだ西側は大名屋敷(千駄木)、東側は寺町(谷中)でした。前半は千駄木側。団子坂の上にあった根津神社が甲府徳川家の屋敷跡に遷座した歴史を、後半は谷を越えて谷中に残る寺町を江戸時代の道筋を辿って訪問します。なぜ根津神社はそこに遷座したのか、谷中はいつから寺町になったのかなど見どころと坂道満載の古道散歩です。
集合:東京メトロ千代田線千駄木駅 1番出口方面改札前(改札は3か所あります)
解散:JR線・京成本線日暮里駅
[欠席など当日連絡先]080-1272-4354(当日のみ)
・野外講座は現地集合、現地解散です。
・13:30「出発」です。資料とイヤホンをお渡ししますので出発の5分前までにお集まり下さい。
・現地までの交通費は自己負担でお願いいたします。
・歩きやすい服装と靴でご参加下さい。
・雨具、帽子、飲み物、常備薬、健康保険証などを必要に応じてご持参下さい。
・荒天などで中止の場合は、前日の日中にホームページに掲載するとともに、電話、メール等でご連絡いたします。
☆日程が変更される場合がございます。ご了承下さい。
☆講師の病気、受講者の人数が一定数に達しないなど、諸条件によって中止になる場合があります。
☆個人情報は、受講連絡、講座企画の資料、弊社からの各種ご案内にのみ使わせていただきます。
☆お支払いいただいた受講料は、欠席の場合でも原則としてお返しいたしません。