鉄道にまつわる新作落語を手がけている落語家・古今亭駒治師匠と、「日本鉄道旅行地図帳」(新潮社)シリーズ等を世に送り出した“鉄道編集者”・田中比呂之氏による、鉄道高座&講座です。駒治師匠には、自作の鉄道落語を口演していただきます。高座の後は、ふたりの鉄道対談です。
「使命を終えて廃線になっても、そこには鉄道を建設した人から、利用した人、そして利用できなくなった人の思いが残っています。人々の思いがこめられているのです」(『宮脇俊三と旅した鉄道風景』櫻井寛著より)
廃線跡歩きの先駆者でもある宮脇俊三氏の至言です。鉄道の廃線に限らず、戦跡、廃墟、城跡、廃鉱山などなど使命を終えて人が去った場所や建物には、過ぎ去った年数にかかわらず、人を惹きつけてやまない魔力が漂っています。今回は、駒治師匠の「廃線」にまつわる落語と、ふたりの対談によって、廃線・廃駅等の「魅力」や「魔力」を明らかにしてみようと思います。
【日時】
2021年 2月26日(金)*18:30〜20:00 *開講時間が変更になりました。 全一回
【受講料】
3,300円 (税込)
神楽坂ブック倶楽部(KBC)会員は上記の受講料が5%割引になります。