編集者が回想する
【4/4のみ】作家の素顔と実像 【遠藤周作】編

宮島正洋 編集者   

遠藤周作ほど光と影の際立っている作家も珍しい――。

彼は、作家仲間との賑やかな交友や、素人劇団を作って笑いを作り出し、みずからおどけを演じたりする一方で、生涯、病に苦しみ、作家として信仰という重いテーマと向き合って呻吟する暗い顔を持っていました。 講師は新潮社入社以前から『三田文学』編集長の遠藤周作に接し、その「暗くてまじめな」人柄を見てきました。
本講座の第1回(4/4)では、素顔の遠藤周作を語りながら、彼の作家人生のすべての出発点となった20代後半でのフランス留学を中心に取り上げます。フランス滞在中に「カトリック文学と悪」のテーマを見つけ、パリで初恋の女性と出会い、リヨンでは『沈黙』の端緒となる経験もしました。後の遠藤文学の「胞子」となるフランス体験を検証し、併せて大きな影響を与えた二人の女性について語ります。

【講座の日程と概要】
第1回 4/4(土)14:00〜15:30 
<作家・遠藤周作を作ったフランス留学と二人の女性>
遠藤周作がフランスから持ち帰ったものとは何か? そして人間形成に影響を与えた二人の女性、カトリックの信仰を植え付けた母親・郁とフランス留学時代の恋人・フランソワーズについて。
◆2回連続受講はこちら。

【講師略歴】宮島正洋/1974年、慶應義塾大学仏文科卒業。大学在学中より遠藤周作編集長の『三田文学』で編集者の生活を始める。卒業と同時に新潮社に入社。雑誌編集部を経て、社長直属のメディア室に移り、「新潮カセットブック」など新しい出版の開発に携わる。1992年、新潮社を退社して出版社アートデイズを設立し、代表取締役・編集長となる。慶應大学出版会顧問、日本話し方センター学院長なども務めた。C・Wニコル著作権代理人。神奈川大学などでシリーズ講座「編集者が語る素顔の作家たち」を続けている。

期間2020/04/04(土)
曜日・時間第1土曜日 14:00〜15:30
回数1回
会場新潮講座神楽坂教室
残席状況
途中受講
持ち物
備考
その他資料      
【日時と内容】
日程/時間カリキュラム
2020/04/04(土) 14:00〜15:30
料金区分受講料
4/4のみ 3,630円